最近読んだチェコ文学
こんにちは。院生です。
最近カレル・チャペックの『白い病』とミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を読了しました。どちらもチェコの文学界ではその名を知らない人はいません。(恥ずかしながら今まで読んできませんでした。)
『白い病』が書かれたのは第二次世界大戦の前のことです。作中も同じく、軍国主義まっしぐらの世界で物語が進みます。そんな中、50歳以上の人しか罹患しない伝染病が流行します。治療法が見つからず多くの人が次々亡くなっていきます。ただ、ある町医者が治療法を確立しました。薬を渡す条件として、体制側にある条件を提示します。。
ここから先はネタバレになるのでこの辺にしておきます。戯曲でテンポよく読み進めることができページ数もそこまで多くないです。
チャペックは『R.U.R.』では人造人間(ロボット)が人間にとって代わって仕事をするという世界を描いています。どちらの作品も20世紀前半に書かれたのに、そのテーマからは一才古臭さを感じさせません。チャペックの作品は、アクチュアルな問題を提示し続けています。
『存在の耐えられない軽さ』は長いこと知っていましたが、手を出さずにいました。読んでみると長くて、哲学的で、エロチックでした。約400ページという長さの割にはそこまで時間をかけず読めたかなという感じです。文学のことは何も知らず、これ以上書くことが思いつきそうにありません。。。
チェコの文学も、邦訳があって読めるのはありがたいことですね。。翻訳された先生方には頭が上がりません。
何にもまとまっていませんが、とにかく最近は本を読んでいます。また何か面白い本があれば感想をつらつら書いていこうと思います。